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福岡の建設物⑩

○九州大学箱崎キャンパス
福岡市にある九州大学は創立100周年を迎えており、箱崎キャンパスの建設物もその歴史を物語っています。旧帝国大学らしく煉瓦造の建物が存在感をアピールしていますが、いろいろな建設物があります。
シンボリックな建設物である旧工学部本館は貫禄すらあります。
また、事務局本部においては、過去に消失した工学部棟の廃材とも呼べる煉瓦を再利用されています。

○モダニズムなデザイン
外観は様式主義がふんだんにとりいれられているものの、中庭の窓周辺の装飾はなされておらず、このあたりはモダニズムの影響が大きいようです。
このような造りは福岡においても貴重です。

○九大の講堂
大学創立50周年のモニュメントである講堂も存在感があります。大空間の壮大感を演出するために、4階は無柱で支える構造になっています。鉄筋コンクリートの梁の中にテンションワイヤーを入れて引っ張るという技術を用いてこの建設物は成立しています。この工法を取り入れた建設物は福岡でも珍しいです。

○九大の正門
九大の正門の代表といえば、医学部のものでしたが、戦前から現存するもの箱崎の正門と農学部の門だけです。国立大学の威厳を示す重厚な造りです。かつて、福岡、九州の秀才の憧れだったようです。

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