■時間は有限
建設業者にとって営業テリトリーの広さは、ビジネスを成功させる為の重要なポイントです。
例えば福岡を中心にしている建設会社が、福岡だけか、周辺県を含むのか、九州全体にするのかを定めることは利益に大きく影響します。
仕事が往復2時間かかると、正味の労働時間は8時間もできません。たとえ遠くても仕事は仕事と考えがちですが、効率が悪いです、また移動時間で費やした時間を取り返す為に、建設職人が早出や日没後に頑張るのは、お客様にとってはいい迷惑なのです。
■移動時間は無駄な時間
通常の人の生活を考えれば、午前9時から午後5時で仕事を片付けるのが望ましいです。このことを徹底するには、建設現場は近場がいいわけです。そうすると、車移動が往復1時間以内の地域を建設業務の営業テリトリーにするのが好ましいのです。しかし、このように営業テリトリーを絞り込むと、その限定した地域にふんだんな仕事があるのかを考えると不安になりますね。
だからこそ、仕事を生み出す工夫が必要になるのです。