■社長の行動をチェックする
スケジュール作成すぎても、確実に進捗させるのは至難の技です。
なんやかんやと上手くいかず、遅れることが大半です。
建設業の下請けから元請への改革の旗ふり役は社長ですが、社長もやはり人の子ですから、スケジュールを守り抜くのは難しいわけです。
というわけで、社長の行動をチェックする、いわば監視役のような役割が必要になるのです。
社内で、適格な方を選出し、社長の見張り番にしましょう。そうすることでその建設会社の元請化のスピードが早まるのです。
■社長の計画をオープンにする
進捗管理する人がいない場合、社長は計画通りにいかない理由をどのようにでもこじつけてしまいます。また、計画自体をオープンにしていなければ、進んでいるのかいないのかさえ定かではなくなります。そして、いつしか建設業の元請化計画はなかったことになってしまうのです。
その対策として、社長の計画をオープンにすることです。計画表を社内の目立つところに掲示し、見張り役にチェックしてもらいましょう。こうすれば社長も計画から逃げられず、前向きに着手せざるを得ません。これは初歩的ですが、かなり効果のある策です。