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Chapter1 建設業の資金繰り 建設業の利益の仕組み

建設業の入金と出金

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■建設業のお金の出入り

建設業の入出金の流れは、2つに大別されます。
ひとつは「支出が先でその後に入金するケース」、もうひとつは、「入金が先で、その後に支出するケース」です。

■「支出が先でその後に入金するケース」は悩ましい

問題なのは、「支出が先でその後に入金するケース」です。
支払い(職人さんの人件費、材料費等)はするのに、お金(売上金)は入ってこない。つまり、「立替え払い」をしなければならないのです。

ある程度規模の大きな元請から受注した工事の多くはこのケースに該当するでしょう。

元請の支払条件によっては、更に厳しくなります。「20日締め翌月末払い」だと40日間先の支払です。手形ならお金に換わるのにさらに時間を要します。

■「入金が先で、その後に支出するケース」はありがたい

「入金が先で、その後に支出するケース」は、建設会社が発注主から直接の受注をし、早期に売上金の回収ができます。

支払については、工事完成時に未払金が残ることがあります。これを自由に使えるお金と勘違いしないように注意してください。

■建設会社の利益のために

下請け工事をメインとして行うと、「支出が先でその後に入金するケース」ばかりで、資金繰りの厳しい状態が続きます。
従って、発注主から直接に戸建住宅の施工などを受注をする方向に舵切りをしてきましょう。これにより、「入金が先で、その後に支出するケース」にシフトでき、資金繰りが楽になってきます。

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