■相手の信用を把握しないと痛いことになる
発注主が一般の個人のお客様で戸建の建設なら、支払いは住宅ローン会社から入金され、お金がはいってこないというケースは少ないでしょう。
しかし、建設会社の下請けだと発注元の経営状態が悪く、不渡りがでてしまい、たいへん厳しいことになるケースもあるのです。
新規取引先からの受注と喜んでいたところ、その相手が経営不振で、結果入金されないということが現実に起こります。
■取引先の信用の把握方法
建設業には「建設業許可」の制度があります。都道府県許可業者は。県庁等で許可内容が閲覧可能です。
また毎年、事業年度終了届(貸借対照表、損益計算書等)の報告が必須となっています。これらも閲覧可能です。
このようにして、相手方の信用を測ることができるのです。
相手先の信用度合いをしっかり把握することは、経営者の仕事の基本であることを忘れないでください。
■建設業許可
建設業許可の種類は、土木一式工事、建築一式工事等29業種あります。
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建設業の29業種一覧
また、建設業許可には一般建設業許可と特定建設業許可の2つの区分はあります。
さらに、建設業許可には知事許可と大臣許可の区分もあります。
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建設業許可の種類