■発注段階での値決めがポイント
小規模な建設会社は、協力会社と特別に値決めをせず、慣習的に日々の労務費などを支払っている場合が散見されます。
建設会社が成長しても、協力建設会社としっかり契約を取り交わさない為に、成り行きの支払いがなされ、結果的に利益をあげられない場合もあるのです。
この解決策として、値決め・発注・支払のプロセスをしっかり踏むことが重要です。これにより、予算に対しての実算の乖離を把握することができ、建設会社の利益確保に繋がるのです。
また、このプロセスを記録に残し、その結果利益をあげる建設会社としての構造をつくれれば、社長、管理担当者の励みになり、更なる成長へ向けモチベーションもあがるでしょう。