自分で申請するか、専門家に依頼するか
建設業許可を取得しようと考えたとき、気になるのは取得にかかる費用です。
いかほどの金額がかかるのかは無視できない事柄です。
まず、必ずかかる費用は行政に審査料の意味合いで支払う「証紙」の代金(法定費用)で、新規・一般・知事許可で9万円です。
これが、新規・一般・大臣許可になると15万円です。
また、専門家に申請の手続きの代行を依頼すれば、報酬という料金が発生します。一般的には12、3万円から15万円くらいの報酬が相場と言えそうです。(もちろんこれより安い場合も高い場合もあります。)
自分の力で申請手続きをするなら、2、3千円の書籍代と役所に出向く交通費くらいでしょうか。
しかし、自分で申請するとなると、
① 書籍を購入し、読んで理解するための時間と労力が必要。また、書籍の内容がわかりにくいとストレスになる。
→これは悪い意味でプライスレス。
② 役所に出向くための時間と労力。役所の担当者と相性が悪いとストレスがたまる。
→これは悪い意味でプライスレス。
③ 役所で間違いを指摘され、何度もやり直す。
何度も修正箇所を指摘されると、気持がめげる。また、再提出のための時間と交通費がかさむ。
→これは悪い意味でプライスレス。
上記のように金額のつけられない「時間と労力」がかさみます。
これらを踏まえると、一般的には専門家に申請代行を依頼することが多いのではないでしょうか。