鉄筋施工鉄技能士とは
鉄筋施工鉄技能士は、技能検定制度のひとつです。
鉄筋施工に関する学科・実技試験に合格することで認められ、
1級と2級があります。
さらに、以下の2つの区分があります。
○鉄筋施工図作成作業
○鉄筋組立て作業
また名称独占資格です。 国家試験に合格して、「鉄筋施工鉄技能士」
を名乗ることができます。
実技作業試験は次の通りです。
○鉄筋施工図作成作業
<1級>
2階建て鉄筋コンクリート造の建築物の基礎伏図、はり・床伏図、各部断面リスト等に基づき、柱、はり及び小ばりの鉄筋施工図並びに加工絵符(えふ)の作成。
<2級>
2階建て鉄筋コンクリート造の建築物のはり・床伏図、断面リスト等に基づき、スラブの鉄筋施工図並びに加工絵符(えふ)の作成。
○鉄筋組立て作業
<1級>
曲げ加工した鉄筋を使用し、図面及び仕様に従い、基礎、柱及びはりの取合い部の鉄筋の組立て。
<2級>
曲げ加工した鉄筋を使用し、図面及び仕様に従い、基礎、柱及びはりの取合い部の鉄筋の組立て。
どの建設業種の専任技術者になれるのか
鉄筋施工鉄技能士は、建設業許可の29業種のうち、「一般」の
鉄筋工事
に対応しています。
(2級は実務経験3年が必要)
資格制度
<資格区分・認定者>
国家資格(厚生労働大臣)
<根拠となる法令>
職業能力開発促進法
<所管省庁>
厚生労働省
<資格制定>
昭和34年