鉄工技能士とは
鉄工技能士は、技能検定制度のひとつです。
鉄工に関する学科・実技試験に合格することで認められ、
1級と2級があります。
また名称独占資格です。 国家試験に合格して、「鉄工技能士」
を名乗ることができます。
実技作業試験は次の通りです。
<1級>
1.展開図作成作業
薄鋼板に簡単な立体の展開図。
2.製品製作作業
ハンマ、ゲージ、曲げ台等を使用して、平鋼をリング状(円形)に加工したものと、鋼板をガス切断したものとを組立図により組み立て、仮付け溶接。
<2級>
1.展開図作成作業:薄鋼板に簡単な立体の展開図。
2.製品製作作業:ハンマ、ゲージ、曲げ台等を使用して、平鋼をリング状(円形
に加工する。
3.溶接作業
簡単なすみ肉溶接。
どの建設業種の専任技術者になれるのか
鉄工技能士は、建設業許可の29業種のうち、「一般」の
鋼構造物工事
に対応しています。
(2級は実務経験3年が必要)
資格制度
<資格区分・認定者>
国家資格(厚生労働大臣)
<根拠となる法令>
職業能力開発促進法
<所管省庁>
厚生労働省
<資格制定>
昭和34年