■迫り来る老朽化の波
「中央自動車道笹子トンネル天井板落下事故」を契機に、インフラ老朽化問題が浮上しました。福岡でも同様であり、この老朽化の波を回避することはできません。10年もすれば、建設後、半世紀を迎える道路橋が多く存在しています。
福岡県内における橋梁では、極めて数が多いため、一部の市町村においては、近接目視による点検のスキルが弱いところもあります。その対策として九州地方整備局で市町村職員に対して、知識向上、技能習得のレベルアップのための支援が開始されています。
さらに、国を中心に「道路メンテナンス会議」を設置し、適切な管理を推進していきます。全国、そして福岡で「インフラ長寿名化」が押し進められていくのです。