造園技能士とは
造園技能士は、技能検定制度のひとつです。
造園に関する学科・実技試験に合格することで認められ、
1級〜3級まであります。
加えてこの資格は、名称独占資格です。 国家試験に合格して、「造園技能士」を名乗ることができます。
受験資格
まず、受験資格が以下の通りに規定されています。
1級=実務経験7年以上
2級=実務経験2年以上
3級=実務経験1年以上
学科試験
1級 真偽法及び四肢択一法、問題数50題(100分)
2級 真偽法及び四肢択一法、問題数50題(100分)
3級 真偽法、問題数30題(60分)
実技作業試験
実務作業試験は次の通りです。
<1級>
(作業試験)
指定された区画内で竹垣製作、つくばい敷設、飛び石・延段敷設及び景石配置と植栽。
(要素試験)
樹木の枝の部分を見て、その樹種名を判定。
<2級>
(作業試験)
指定された区画内で四ツ目垣製作、飛び石・敷石敷設、低木植栽及び支柱取付け作業。
(要素試験)
樹木の枝の部分を見て、その樹種名を判定。
<3級>
(作業試験)
指定された区画内に竹垣製作、縁石敷設及び敷石敷設。
(要素試験)
樹木の枝の部分を見て、その樹種名の判定。
どの建設業種の専任技術者になれるのか
造園技能士は、建設業許可の29業種のうち、「一般」の
造園工事
に対応しています。
(2級は実務経験3年が必要)
資格制度
<資格区分・認定者>
国家資格(厚生労働大臣)
<根拠となる法令>
職業能力開発促進法
<所管省庁>
厚生労働省
<資格制定>
昭和34年