建築板金技能士とは
建築板金技能士は、技能検定制度のひとつです。
建築板金に関する学科・実技試験に合格することで認められ、
内外装板金作業は1級〜3級、ダクト板金作業は1級〜2級となっています。
また名称独占資格です。 国家試験に合格して、「建築板金技能士」
を名乗ることができます。
実技作業試験は次の通りです。
○建築板金(内外装板金作業)
<1級>
板金工具及びはんだ付け工具を使用し、溶融亜鉛めっき鋼板(亜鉛鉄板)厚さ0.35mmを加工して、落し口のついた谷どい状の製品を製作。
<2級>
板金工具及びはんだ付け工具を使用し、溶融亜鉛めっき鋼板(亜鉛鉄板)厚さ0.35mmを加工して、落し口のついた角どい状の製品を製作。
<3級>
板金工具及びはんだ付け工具を使用し、溶融亜鉛めっき鋼板(亜鉛鉄板)厚さ0.35mmを加工して、落し口の付いたホッパーを製作。
○建築板金(ダクト板金作業)
<1級>
溶融亜鉛めっき鋼板を加工して、長方形の曲りダクトに長円形の短管を取り付け。
<2級>
溶融亜鉛めっき鋼板を加工して、正方形の曲りダクトに円形の短管を取り付け。
どの建設業種の専任技術者になれるのか
建築板金技能士は、建設業許可の29業種のうち、「一般」の
屋根工事
管工事
板金工事
に対応しています。
(2級は実務経験3年が必要)
資格制度
<資格区分・認定者>
国家資格(厚生労働大臣)
<根拠となる法令>
職業能力開発促進法
<所管省庁>
厚生労働省
<資格制定>
昭和34年