配管技能士とは
給排水衛生設備配管技能士は、技能検定制度のひとつです。
配管に関する学科・実技試験に合格することで認められ、
1級〜3級がります。
また名称独占資格です。 国家試験に合格して、「配管技能士」
を名乗ることができます。
実技作業試験は次の通りです。
配管(建築配管作業)
<1級>
○作業試験
給水配管図に従い、エルボ、チーズ等の管継手を使用して配管用炭素鋼鋼管、塩化ビニル管及び銅管の組立て。
○ペーパーテスト
配管図から材料を拾い出して、材料表を作成。
<2級>
○作業試験
給水配管図に従い、エルボ、チーズ等の管継手を使用して配管用炭素鋼鋼管、塩化ビニル管及び銅管の組立て。
○ペーパーテスト
配管図から材料を拾い出して、材料表を作成。
<3級>
給水配管図に従い、エルボ、チーズ等の管継手を使用して配管用炭素鋼鋼管及び塩化ビニル管の組立て。
配管(プラント配管作業)
<1級>
作業試験
圧力配管用炭素鋼鋼管(3B)又は硬質塩化ビニル管等をエルボ、フランジ等の管継手で組み立て、アーク溶接の仮付け又は接着によりプラント配管系統の一部分を製作。
ペーパーテスト
アイソメ図の作成及び作業手順、スプール図による日数、工数等の見積り。
<2級>
○作業試験
圧力配管用炭素鋼鋼管(2B,3B)又は硬質塩化ビニル管等をエルボ、フランジ等の管継手で組み立て、アーク溶接の仮付け又は接着によりプラント配管系統の一部分を製作。
○ペーパーテスト
配管図により材料取り及び現図型取り(枝管の展開図)。
<3級>
硬質塩化ビニル管をエルボ、チーズの管継手で組立て、プラント配管系統の一部を製作。
どの建設業種の専任技術者になれるのか
配管技能士は、建設業許可の29業種のうち、「一般」の
管工事
に対応しています。
(2級は実務経験3年が必要)
資格制度
<資格区分・認定者>
国家資格(厚生労働大臣)
<根拠となる法令>
職業能力開発促進法
<所管省庁>
厚生労働省
<資格制定>
昭和34年