塗装技能士(建築塗装)とは
塗装技能士(建築塗装)は、技能検定制度のひとつです。
建築塗装に関する学科・実技試験に合格することで認められ、
1級、2級があります。
加えてこの資格は、名称独占資格です。 国家試験に合格して、「塗装技能士(建築塗装)」を名乗ることができます。
受験資格
まず、受験資格が以下の通りに規定されています。
1級=実務経験7年以上
2級=実務経験2年以上
学科試験
<1級>真偽法及び四肢択一法(50問、試験時間=1時間40分)
<2級>真偽法及び四肢択一法(50問、試験時間=1時間40分)
<3級>真偽法、問題数(30題、試験時間=1時間)
実技作業試験
実務作業試験は次の通りです。
<1級>
1.ラワン合板に、合成樹脂エマルション系複層塗材塗装(凸部処理を含む。)。
2.ラワン合板に、刷毛によりつや有合成樹脂エマルションペイント(2回塗り)塗装並びにローラーブラシにより合成樹脂エマルションペイント塗装(パテ地付けを含む。)。
3.吹付け塗装によるスプレーパターン作成。
<2級>
1.ラワン合板に、合成樹脂エマルション系複層塗材塗装。
2.ラワン合板に、刷毛によりつや有合成樹脂エマルションペイント(2回塗り)塗装並びにローラーブラシにより合成樹脂エマルションペイント塗装(パテ地付けを含む。)。
3.吹付け塗装によるスプレーパターン作成。
どの建設業種の専任技術者になれるのか
塗装技能士(建築塗装)は、建設業許可の29業種のうち、「一般」の
塗装工事
に対応しています。
(2級は実務経験3年が必要)
資格制度
<資格区分・認定者>
国家資格(厚生労働大臣)
<根拠となる法令>
職業能力開発促進法
<所管省庁>
厚生労働省
<資格制定>
昭和34年