塗装技能士(木工塗装)とは
塗装技能士(木工塗装)は、技能検定制度のひとつです。
木工塗装に関する学科・実技試験に合格することで認められ、
1級、2級があります。
加えてこの資格は、名称独占資格です。 国家試験に合格して、「塗装技能士(木工塗装)」を名乗ることができます。
受験資格
まず、受験資格が以下の通りに規定されています。
1級=実務経験7年以上
2級=実務経験2年以上
学科試験
<1級>真偽法及び四肢択一法
<2級>真偽法及び四肢択一法
<3級>真偽法、問題数
実技作業試験
実務作業試験は次の通りです。
<1級>
2枚の見本板及び2枚の見本紙に基づいて調色し、3枚の合板に次に掲げる塗装を
行う。
1.刷毛塗りの着色仕上げ後、刷毛塗り2回仕上げ。
2.刷毛塗り及び吹付け塗りにより、不透明塗装仕上げ。
3.「さん付き」の合板に、刷毛塗りの着色仕上げ後、その一部に吹付け塗り。
<2級>
2枚の見本板に基づいて調色し、2枚の合板に次に掲げる塗装を行う。
1.さん付きの合板に、刷毛塗り着色仕上げ後、その一部に吹付け塗り。
2.刷毛塗りの着色仕上げ後、刷毛塗り2回仕上げ。
どの建設業種の専任技術者になれるのか
塗装技能士(木工塗装)は、建設業許可の29業種のうち、「一般」の
塗装工事
に対応しています。
(2級は実務経験3年が必要)
資格制度
<資格区分・認定者>
国家資格(厚生労働大臣)
<根拠となる法令>
職業能力開発促進法
<所管省庁>
厚生労働省
<資格制定>
昭和34年