畳製作技能士とは
畳製作技能士は、技能検定制度のひとつです。
畳製作に関する学科・実技試験に合格することで認められ、
1級、2級があります。
加えてこの資格は、名称独占資格です。 国家試験に合格して、「畳製作技能士)」を名乗ることができます。
受験資格
まず、受験資格が以下の通りに規定されています。
1級=実務経験7年以上、または2級合格後2年以上の実務経験
2級=実務経験2年以上
学科試験
<1級>及び<2級>
○畳および材料
○施工法
○建築概要
○安全衛生
実技作業試験
実務作業試験は次の通りです。
<1級>
手縫いによりへり付き板入れ畳(1枚)を製作し、試験台へ敷き込みを行った後、
床の間畳(ござ)の製作及び取付け。
<2級>
手縫いによりへり付き素がまち畳(1枚)を製作し、試験台へ敷き込み。
どの建設業種の専任技術者になれるのか
畳製作技能士は、建設業許可の29業種のうち、「一般」の
内装仕上工事
に対応しています。
(2級は実務経験3年が必要)
資格制度
<資格区分・認定者>
国家資格(厚生労働大臣)
<根拠となる法令>
職業能力開発促進法
<所管省庁>
厚生労働省
<資格制定>
昭和34年