■許可申請における法人と個人の差異
建設業許可申請の申請者は法人か個人になりますが、この2つに差異はあるのでしょうか。
実際のところ、両者は一部の提出書類が異なるだけで、手続上の違いはさほどありません。
■個人事業主が法人化を考えている場合
上記で示したように、手続き上は大きな差異はありませんが、個人事業主で許可取得を考えている方で、近々に法人化もすると言う計画をお持ちの場合は、一考していただきたいと思います。
その理由は、二度手間になるということです。
個人事業主で許可取得→個人事業主廃業(許可喪失)→法人化(法人で建設業許可を新規申請)
となって、結局新規申請を個人・法人で2回行うことになり、労力・費用がダブルでかかるのです。
従って、このようなケースでは、速やかに法人化した後に建設業許可を申請するのが効率的だと言えます。