とび技能士とは
とび技能士は、技能検定制度のひとつです。
とび技能士に関する実技試験に合格することで認められます。
とび作業の段取り、仮設の建設物の組立てや解体、掘削、土止めや地業など、
とびに関する能力を認定する国家資格で、1級~3級まであります。
また名称独占資格です。 国家試験に合格して、「とび技能士」を名乗ることが
できます。
実技試験は、以下の通りです。
<1級>
1.丸太又は鋼管を使用して真づか小屋組の作業。
2.そり(こした)にのせた重量物の運搬の作業。
3.3種類の重量物の目測の作業。
<2級>
1.丸太又は鋼管を使用して片流れ小屋組の作業。
2.3種類の重量物の目測の作業。
<3級>
枠組、単管及び木製足場板を使用して、枠組応用登り桟橋の組立て。
どの建設業種の専任技術者になれるのか
とび技能士は、建設業許可の29業種のうち、「一般」の
とび・土工・コンクリート工事
に対応しています。
(2級は実務経験3年が必要)
資格制度
<資格区分・認定者>
国家資格(厚生労働大臣)
<根拠となる法令>
職業能力開発促進法
<所管省庁>
厚生労働省
<資格制定>
昭和34年