ウェルポイント施工技能士とは
ウェルポイント施工技能士は、技能検定制度のひとつです。
ウェルポイント施工に関する学科・実技試験に合格することで認められ、
1級と2級がります。
また名称独占資格です。 国家試験に合格して、「ウェルポイント施工技能士」
を名乗ることができます。
実技試験は、以下の通りです。
<1級>
要素試験として以下の通り。
揚水量の測定
水位の測定
ディープウェル用充てん砂利の判定
水中ポンプの設置位置の判定、打設方法の選定
ウェルポイントの機能の判定
土の構造の判定
砂の判定及びウェルポイント打設作業手順の判定
ペーパーテストとして以下の通り
ウェルポイント施工図、土質柱状図等によりウェルポイントの配置及び機材数量の算出
使用機材の名称
故障等の診断
建設工事の全工程表にウェルポイント工事の工程の記入
ディープウェルの充てん砂利の積算及びスクリーンの開孔数等の算定
水中ポンプの必要揚程の算定並びにポンプ性能曲線に対応するポンプの決定等<2級>
○要素試験
揚水量の測定
水位の測定
打設方法の選定
ウェルポイントの機能の判定
土の構造の判定及びウェルポイント打設作業手順の判定
○ペーパーテスト
ウェルポイント施工図、土質柱状図等によりウェルポイントの配置及び機材数量の算出
使用機材の名称
故障等の診断
水中ポンプ性能
曲線に対応するポンプの決定
など
どの建設業種の専任技術者になれるのか
ウェルポイント施工技能士は、建設業許可の29業種のうち、「一般」の
とび・土工・コンクリート工事
に対応しています。
(2級は実務経験3年が必要)
資格制度
<資格区分・認定者>
国家資格(厚生労働大臣)
<根拠となる法令>
職業能力開発促進法
<所管省庁>
厚生労働省
<資格制定>
昭和34年